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「親から引き継がれたお金のビリーフ」解説

更新日:2022年9月28日


【解説】


ビリーフは6歳くらいまでに出来上がると言われています。

そして、その後、さまざまな経験を積む中でビリーフは強化されていきます。


例えば、受け取ったお金を数えるという行為、正しい金額を相手が渡してくれたかを確認し、後々のトラブルを防ぐためにはとても重要なことです。

日本では悪意を持ってお釣りを少なく渡すというようなことは、めったにありませんが、海外ではタクシーや買い物のお釣りをごまかされて少なく渡されるということは比較的よくあります。


ですので、海外では受け取った、その場で数えるということは当然のこととして行われます。 しかし、日本では「人前でお金を数えることは失礼である」と考える人達が少なからずいます。だから、お釣りをもらっても、数えずに財布にしまうという人も結構います。私も、かつてはそうでした。 思い返してみると、お正月に祖父母の家に親戚が集まったときにお年玉を祖母、叔父、叔母からもらっていたのですが、物心ついたときには、年上のいとこと一緒に2階へ上がる階段でお互いに金額がわからないように数えていました。


このときには間違いなく、すでに「人前でお金を数えるのは失礼である」というビリーフを持っていました。親、親戚、年上のいとこ達、誰かから教わったことがきっかけかと思います。

そして、毎年のお正月や周りの大人達の影響を受けて、「人前でお金を数えるのは失礼である」というビリーフが強化されていったのだと思います。

だから、買い物をしてお釣りをもらっても数えることなく財布に入れていました。



このビリーフが問題となったのは、初めて海外旅行に行ったときでした。

タクシーでお金を払ったお釣りをごまかされたのです。日本ではありえないことなので、とても驚き、以来、日本でもお釣りを数えるようになりました。

「人前でお金を数えるのは失礼である」程度のビリーフなら良いですが、

「うちはお人よしの家系だから、先祖代々、騙されてお金をとられているんだよ」とか、「うちは貧乏の家系だから、いくら頑張ってもお金持ちにはなれない」というようなビリーフだったらどうでしょうか?


子供や次の世代にも、そのビリーフを引き継ぎたいですか?このビリーフに縛られた人生を、あなた自信が送っていきたいですか?


【今回のワーク】


あなたが持っているビリーフで、子供や次の世代には引き継ぎたくないというビリーフを是非、教えて下さい。そして、そのビリーフを手放しますと宣言してください。



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